現代人が時間に追われないようにするために必要なことは?
自分にゆとりを与える5つのヒント
自分の範疇ではないことは全て任せる。分け方は4つ。自分ができないこと、できること。できることはさらに、まあまあこなせることと、得意なことに分かれる。理想はできないことに費やす時間を0%、まあまあこなせることに費やす時間を20~30%、得意なことに費やす時間をできるだけ多くすることだ。そうすればあなたは非常にうまく、簡単かつ楽に仕事ができる。 仕事は早く片付ける方が良いというものではないことを理解しよう。 自分のスケジュールの中に、集中して仕事をするための時間を確保し、一つのテーマを徹底的に掘り下げる。そんな時は電話を断ち、ドアを閉め、忙しいことをアピールする。理想は3時間×2回、または週に1日。 緊急時や不測の事態のための時間を確保する。例えば、年間スケジュールに1日1回昼食後に1時間、あるいは週に2回、2時間の時間を組み込む。こうすることで、アングロサクソン系諸国で言うところの「魔法の時間」(存在しない時間)で処理しなくてはならないハメに陥らずに済む。 節約した時間を利用して、前倒しで行動することを学び直そう。会議や約束の10分前に到着し、コーヒーを飲んだり一息ついたりしてから、ゆとりをもって臨むのだ。
text: Lisa Vignoli (madame.lefigaro.fr)