初回に先頭打者本塁打を放った大谷翔平

　ドジャースの大谷翔平投手（30）は17日（日本時間18日）に敵地ニューヨークでのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に2試合連発となるポストシーズン3号を放ち、3打数1安打1打点、3四球4得点だった。チームは10―2で連勝し、通算成績を3勝1敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ進出へ王手をかけた。試合後の大谷の一問一答は以下の通り。 　――少し前まで、ボールを追いかけたり、ボールを捉えられずにいたが、何かアプローチを変えたのか 　大谷　アプローチは特に変えていないですね。シンプルに今までやってきたことを継続してやっていますし、場面によって多少変える時ありますけど、基本的にはやりたいことは変えないで、それは。比較的、今日はいい打席が多かったかなと思います。 　――ポストシーズンで学んだこと。打席数は少ないが、走者がいるいないで打率が割れていたのが、今日は最初からホームランを打った 　大谷　さっきも言いましたように、基本的にやることは変わらないので、それが1打席目でも最後の打席でも、基本的にはしっかりと集中して自分でやることに勤めたいなとは思ってます。それがスコアリングポジションにランナーがいてもいなくても、まずそこが1番大事かなと思います。 　――ムーキー（・ベッツ）がここ数日、かなり頑張っていて結果を残しているが、チームメートの活躍をどう見ているか 　大谷　いやもう、ただただ楽しいですね。塁上から常に状態が良さそうですし、彼が打ったらもう得点する準備を僕自身は一塁からでも二塁からでも常にヒットを打ったらホームに帰るつもりで努めたいなと思っています。 　――ワールドシリーズまであと1勝だが、大舞台に立てる可能性、スターらとプレーできることについて 　大谷　敵地で、昨日今日といい野球ができてると思うので、それをまずはしっかりと継続して明日につなげたいですし、明日しっかりとまず決めるという気持ちを持って全員で頑張りたいと思ってます。 　――日本で試合を見ているたくさんの人達についてどう思うか 　大谷　そうですね。なかなか時間帯的に見れたり見れなかったりっていう感じはあると思うんですけど、見れた人…、そうですね。（山本）由伸も今日いいピッチンしましたし、自分自身ももっと活躍できるように、それに応えて頑張りたいなと思います。 　――あのホームランを打った時にダグアウトに指を差したが、あれは誰に向けたものか 　大谷　一番はフレディ（・フリーマン）が「レイトショーはいいから早く、早めに打て」と。試合前に言われてたんで、（ベンチに）帰ってフレディーと、打ったよっていう感じの対応をしていました。 　――初めてのポストシーズン、ここまでを振り返って 　大谷　ここまでは本当にただただプレーできてることに感謝してますし、昨日、今日敵地でしたけど、敵地ならではのこう雰囲気というか熱気というか、素晴らしい中で本当にやらせてもらってるなっていう毎日。明日ももちろん調整して、しっかりとプレーしたいな、そういう気持ちです。