【フィリピン】シティコア、陸上風力で東南ア同業と提携
フィリピンの再生可能エネルギー会社シティコア・リニューアブル・エナジー(CREC)は21日、自社初となる陸上の風力発電所4カ所の建設・運営で、東南アジアの同業レバンタ・リニューアブルズと提携すると発表した。数カ月以内の最終契約を見込んでいる。 合弁企業を設立し、北部ルソン地方と中部ビサヤ地方での風力発電所4カ所の開発、資金調達、建設、運営、保守を担う。発電所の総設備容量は37万5,000キロワット。4カ所とも、2023年7月の「グリーン・エネルギー入札(GEA)」でエネルギー省と電力購入契約を交わしている。 レバンタは英投資会社アクティス傘下の再エネ企業で、シンガポールに本社を置いている。今回の提携でフィリピンの風力市場に参入する。他にはベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアで太陽光・風力発電事業を展開している。