【NFL】“特別な”レイブンズQBジャクソンに備えるチーフスHCリード
カンザスシティ・チーフスはディビジョナルラウンドでバッファロー・ビルズとそのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンに勝利。1人のデュアルスレットQBを打ちのめした。今度はラマー・ジャクソンとボルティモア・レイブンズという、より強力な敵と対決する。現地28日(日)に行われるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームを前に、チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードはジャクソンと対峙するにあたって、アレンへの対応から得られることはあるかと尋ねられている。
チーム公式記録によると、リードHCは月曜日に「同じようなものだ」と述べたという。
「自分のやるべきことをやって、走るクオーターバックに対して規律を保たなければならない。ラマーは特別で、スピードがある。つまり、フィールドにいる選手の中でも特に速いし、俊敏だ。ジョシュは相手の目の前を通り抜けていく場面でも、気にしないし、大きな体格で、おそらく同じくらい速い。速い子だし、セカンダリープレーヤーから逃げることができる。それは映像を見たら分かるだろう。この子(ジャクソン)は投げるのもうまいし、動きながら投げるのもうまいし、走るのもうまい。だから、私たちは今週の練習を通して、そして試合中も、その部分をうまくやらなければならない」
2023年シーズン、ジャクソンはクオーターバックの中で最多のランヤード(821ヤード)を稼ぎ、タッチダウンラン5回を記録した。今季はパスをより長く使う姿勢を見せており、ジャクソンが13試合以上に先発したシーズンで1,000ランヤードの壁を破れなかったのは今季が初めてだった。
一方、レッドゾーンで大いに足を使っていたアレンは、クオーターバックの中で最多タイのタッチダウンラン15回を挙げ、ランヤード(524ヤード)では同ポジション4位につけている。
チーフスは勝利を収めたディビジョナルラウンドで、アレンにキャリー12回、72ヤード、タッチダウンラン2回を許した。