紀藤正樹氏 維新・吉村氏の“0歳児選挙権”を疑問視「できる政策を公約に挙げてほしい」
弁護士の紀藤正樹氏(63)が15日「X」(旧ツイッター)を更新。日本維新の会・共同代表で大阪府知事の吉村洋文氏が掲げた「0歳児選挙権案」について疑問の声をあげた。 吉村氏は少子化対策として次期衆院選の公約に0歳児への選挙権付与を盛り込む考えを示した。有識者らで作る人口戦略会議が4月に公表した人口公表に関する試算を受け「0歳から選挙権を持ってもらうべき」と発言。成人になるまで親が代理に選挙権を行使することを提案し、波紋を呼んでいる。 紀藤氏はこの公約について「法改正して実現したら平等権侵害として違憲無効な法律です。ゼロ歳児は意見表明する能力すらありません。結局親が複数票を持つことと同様になります」「できない公約を掲げるのは、維新が嫌う『万年野党』と同じです。選挙対策だけで公約掲げるようにも見え、『0歳児選挙権」は、維新らしくない」と批判していた。 15日には新たに「維新はできる公約をあげて世の賛同を得て来た政党です。統一教会問題でも維新案は参考になり大変お世話になりました。維新にはこれからも“できる政策”を公約に挙げてほしい」とポスト。維新への期待をつづっている。
東スポWEB