一人暮らしですが食事にみそ汁が欠かせません。毎回作るのは面倒なのですが、インスタントはコスパ悪いし、いい方法はありますか?
みそ汁をイチから作る際には、だしを取ったり、具材をカットしたりなどの手間がかかります。一人暮らしの人は、毎回みそ汁を作るのが面倒に感じることもあるでしょう。かといって、インスタントのみそ汁にしたら割高にならないかが気になるところです。 そこで本記事では、インスタントのみそ汁のコスパについて触れたうえで、簡単にみそ汁を作る方法などを紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
インスタントのみそ汁はコスパが悪い?
インスタントみそ汁は、おわんにお湯を注ぐだけで味わえるのがメリットです。みそや具材を冷凍して乾燥させた「フリーズドライタイプ」、みそ本来の味が楽しめる「生みそタイプ」、「カップタイプ」などの種類があります。 【インスタントみそ汁の1杯あたりの価格】 大手メーカーのインスタントみそ汁の価格を調べてみたところ、フリーズドライタイプは4400円(30食セット)、生みそタイプは2198円(36食入り×3袋)、カップタイプは7130円(60食セット)でした。この価格をもとにして、みそ汁1杯あたりの金額を換算すると、フリーズドライタイプは約147円(4400÷30)、生みそタイプは約20円(2198÷108)、カップタイプは約119円(7130÷60)になります。
みそ汁を簡単に作る方法
毎日みそ汁を作るのが面倒だけど、インスタントみそ汁を使うのは割高だと感じる人は、みそ玉を作ってみるとよいでしょう。みそ玉とは、みそ、かつお節(顆粒だしでも代用可能)、具材などを丸めたものです。インスタントみそ汁のようにお湯を注ぐだけで、すぐにみそ汁を飲むことができます。 【みそ玉の1杯あたりの材料費】 1杯分のみそ玉で使用するみその量は、16グラム(大さじ約1杯)程度です。だし入りのみそを使えば、かつお節や顆粒だしなどを買わずに済みます。大手メーカーから発売されているだし入りみその価格を調べてみたところ、約400円(750グラム)でした。1グラムあたりの値段は約0.5円となるため、1杯あたりみそ代は約8円になります。 みそ玉の材料費は、入れる具材により異なります。高価な具材を選んだり、具材をたくさん使ったりすると、材料費が高くなってしまいます。節約したいのであれば、余った食材を活用してみるとよいでしょう。また、調理の手間を省きたいのであれば、乾燥野菜を活用するのも一つの手です。 乾燥野菜の価格は商品により異なりますが、国産野菜を使用したものは1000円程度(120グラム)で販売されています。1グラムあたりの値段は約8.3円となるため、2グラム使用した場合の1杯あたりの乾燥野菜の金額は、約16.6円となります。だし入りみそと乾燥野菜を合わせた材料費は約24.6円です。