モグワイ、全英1位の前作から4年 個人的困難を乗り越え制作した新作『ザ・バッド・ファイア』を発表
2025年3月に7年ぶりの日本公演を予定しているグラスゴーのロック・バンド、モグワイ(MOGWAI)が、ニュー・アルバム『ザ・バッド・ファイア』を1月24日(金)に発表します。プロデューサーはジョン・コングルトン。モグワイがアルバムを発表するのは、全英1位を獲得した前作『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』以来4年ぶりです。先日公開された「God Gets You Back」に続く、アルバム収録曲「Lion Rumpus」がミュージック・ビデオとあわせて公開されています。 「Lion Rumpus」のミュージック・ビデオは、モグワイのドキュメンタリー映画『Mogwai: If The Stars Had A Sound』の監督であり、長年のコラボレーターであるAntony Crookが製作しました。 モグワイとプロデューサーのコングルトンは、英・スコットランドのスタジオ「Chem19」でアルバムを制作しました。スコットランドの口語で地獄(Hell)を意味する『ザ・バッド・ファイア』は、2021年の10枚目のアルバム『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』でチャートを席巻した後、バンドが直面した一連の個人的な困難からインスピレーションを得ています。これは、そうしたものを乗り越えて活動を続けたバンドによる、ノスタルジーや安易な勝利を捨てた曲のコレクションです。モグワイはふたたび、彼らのキャリアでもっとも美しく爆発的な曲をもって前進することとなります。バンドはアルバムについて「『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』をリリースしてハイになった後、その後の数年間は個人的に辛い日々だった。僕たちは、多くの喪失感と向き合ってきた。バリー(・バーンズ / g, key,vo)の場合は、娘の深刻な病気もあった。このアルバムを書き、レコーディングするために再び集まったことは、避難のように感じられたし、ジョン・コングルトンと一緒に特別なものを作れたと感じている。僕らの音楽が人生の辛い時期を乗り越えるのに役立ったという声をよく聞くが、今回ばかりは僕らにも当てはまると思う」と語っています。