山川、氷川、水森、「AKB48」岩佐らが「夜桜演歌祭り」で新曲を熱唱
歌手・山川豊や水森かおり、氷川きよし、「AKB48」の岩佐美咲らが16日、都内で行われた「第16回 長良グループ 夜桜演歌まつり」に出演した。 今年で16回目を迎える同イベントは、長良グループが演歌活性化のために毎年開催している演歌界の一大イベントで、今年は全12組が出演。ステージは、山川ら9組による「真赤な太陽」で幕を開け、続けて山川が「アメリカ橋」、田川寿美が「女…ひとり旅」、水森が「鳥取砂丘」、氷川が「箱根八里の半次郎」など、それぞれの代表曲を熱唱。中盤のゲストコーナーでは、スペシャルゲストのグッチ裕三が「上を向いて歩こう」を軽快に歌い上げれば、三船和子が「他人船」、「夢旅路」でしっとりと聴かせ、今年デビュー55周年を迎えたささきいさおが自身の代表曲でもある「宇宙戦艦ヤマト」を力強く熱唱してステージを盛り上げた。 後半では、新世代歌謡グループ「はやぶさ」が「ロマンティック東京」、岩佐が「初酒」、氷川が「さすらい慕情」、水森が「大和路の恋」、田川が「女の舟唄」、山川が「螢子」と、それぞれ新曲をお披露目。最後は、12組の出演者全員が勢ぞろいし、山川の楽曲で同イベントのテーマ曲にもなっている「夜桜」で全25曲のフィナーレを飾った。 山川は「年に1回しかないので、僕らも楽しみにしているんですけど、来て頂くお客さんたちもものスゴく楽しみにしてくださっていて。『年に2回ぐらいやってほしい』とか、『地方でもやってほしい』というお声が年々高まってきています。でも、まずは23区を終えてから考えたいと思っています」としみじみ。 田川は、「お客様からパワーをたくさん頂きましたし、何よりも生で聴く『宇宙戦艦ヤマト』に感動しました」と振り返った。 水森は「今年の桜は散ってしまいましたが、お客さまの笑顔が満開で、スゴく楽しかったし、自分も楽しませて頂きました」とニッコリ。 氷川は「年に1度、みなさんにお会いできる楽しい日なので、今日の日がスゴく楽しみでしたし、お客さんもスゴく喜んでくださったので、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました」と感謝した。 また、最年長の72歳のささきは「テレビなどで会うことはあっても、こうしてみんなが一堂に会することは滅多にないので、うれしかったですね」。 グッチは「今年は、料理から演歌にシフトしたいと思います」とジョークを飛ばして笑わせた。