<来週の虎に翼>伊藤沙莉“寅子”、朝鮮人が逮捕された放火事件を担当する…岡田将生“航一”は秘密にしていた過去を告白
伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第18週となる「七人の子は生すとも女に心許すな?」が7月29日(月)より放送される。 【写真】放火事件の裁判を担当する寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生) ■「虎に翼」とは… 同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ、伊藤演じる主人公・猪爪(佐田)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。 ■第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」あらすじ 第18週では―― 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)は、昭和20(1945)年の長岡空襲で娘と孫を失っていた。そんな中、放火事件が発生し、火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕される。 放火事件の担当をする寅子は、傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春)が座っていることに気付く。そんな小野にはかつて朝鮮人の恋人がいた。そして、判決後、杉田の言葉をきっかけに、航一(岡田将生)は自らの過去を語り始める。 ――という物語が描かれる。 公式ホームページ掲載の予告動画は、家の中からカーテンを開ける寅子が、雪降る外を眺めるシーンからスタートする。その後、「兄さんは無実だ」「差別が生まれる理由はさまざまです」というせりふの後に、法廷に立つ金顕洙の姿や、真剣な表情をする小野の姿が流れる。 さらに、「朝鮮の言葉で、燃やすってどうやって書くのか聞いてもいいかしら?」という寅子の声と一緒に、寅子や航一らが担当する放火事件の裁判の様子、朝鮮と日本の文字で「燃やす」と書かれた1枚の紙、眉間にしわをよせる寅子の表情が、それぞれが映し出される。 また、場面が切り替わると、「その罪を、僕は誰からも裁かれることなく生きている」という航一の涙交じりのせりふと共に、雪降る中、航一が店から出てきてたたずむシーンと、しゃがみ込んでいる航一が口を押えながら必死に泣くのをこらえようとする姿が。 そして、最後に、涙を流しながら航一の話を聞く寅子の姿と、寅子をニコリと苦しそうな笑顔で見る航一の姿が切り取られ、動画は幕を閉じる。 日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪(佐田)寅子の人生に、この先さらにどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。