【imase】音楽未経験から1年でメジャーデビュー!“凡人なりの戦い方”とは?
「友達が弾いているギターがかっこいいからやってみたい!」と気軽な気持ちで2020年に音楽活動をスタートし、わずか1年でメジャーデビュー。23歳の新世代アーティストimaseさんがVOCEに初登場! 音楽を始めた経緯からSNSを駆使して世界的アーティストになるまで。そして、5月15日発売の1st Album『凡才』について語っていただきます。 〈画像〉世界的アーティストになった「imase」のインタビューショット
「ほぼフル尺未経験なのに、次の曲のストックがない」今よりも初期の方がプレッシャーがあった
──5月15日に発売される初アルバム『凡才』。どんな思いを込めて名前をつけましたか? imase「僕は音楽を始めたときキーボードもギターも弾けなかったんです。それでもたくさんの方々に自分の楽曲を聴いてもらいたくて、凡人なりの戦い方で、自分なりにいろんな工夫をしてつくってきた楽曲が詰まったアルバムになっています。そんな意味を込めた『凡才』と、国内外問わず愛されてほしいという思いから、海外でも人気が高い『盆栽』をかけてこのタイトルをつけました」
──凡人なりの戦い方とは?
imase「僕は音楽知識ゼロからスタートしているので、純粋にメロディーのよさ、サビのキャッチーさを大切にしています。すぐにメロディーが浮かぶときもあれば、たくさんつくってもいまいち納得がいかないときもあります。キャッチーさは感覚的なものだからこそ自分一人ではわからなくなってくることもあるので、スタッフさんやいろんな方に聴いていただいたりしてキャッチーかどうかを見極めています」
──初期の駆け出しのときと、ヒット曲を生み出し続けていろんな人の期待を背負っている今では、曲づくりに対するプレッシャーは変わりますか?
imase「そう考えると、初期の頃の方がプレッシャーはありました。最初に曲をリリースしたときは、まだほとんどフル尺をつくったことがない段階で。次の曲のストックもなかったので、『次はどんな曲をつくろう』『これからどんな曲をつくっていけばいいんだろう』という不安でいっぱいでした。最初の曲をリリースしたタイミングやその前後の方が、今よりプレッシャーが強かったと思います」
PROFILE
imase 2000年11月9日生まれ、岐阜県出身。2020年に音楽活動をスタートし、わずか1年でメジャーデビュー。キャッチーなメロディと心地よい裏声を武器に、日本だけでなく海外にまでリスナー層を広げ、Z世代を中心に人気が爆発。『NIGHT DANCER』では韓国配信サイトでTOP20入りを果たし、J-POP史上初の快挙を成し遂げる。5月15日に1st Album『凡才』が発売。 撮影/大橋友樹 ヘアメイク/向井大輔 取材・文/池城仁来 Edited by 髙橋 ミチル
VOCE