津波など観測データ、来年3月にかけ一部で発表できず 津波警報・注意報には影響なし 施設の更新作業で
気象庁が発表する津波の高さなどの観測データが施設の更新作業にともない今月から来年3月にかけて一部で発表できなくなります。ただ、津波警報や注意報の発表には影響がないとしています。 気象庁によりますと、今月から来年3月にかけて、全国29か所の津波観測地点で、老朽化による施設の更新作業を順次おこなうということです。 作業期間中は津波の高さなどの観測データが発表できなくなりますが、同じ津波予報区においては少なくとも1か所以上は観測できる状態にするとしています。 津波警報や注意報の発表には影響はないということです。 対象となる観測点は次の通りです。(津波予報区) ・東京晴海(東京湾内湾)・伊豆大島岡田 (伊豆諸島)・三宅島坪田(伊豆諸島)・八丈島八重根(伊豆諸島)・父島二見(小笠原諸島)・南伊豆町手石港(静岡県)・沼津市内浦(静岡県)・清水(静岡県)・御前崎(静岡県)・舞阪(静岡県)・名古屋(伊勢・三河湾)・鳥羽(三重県南部)・尾鷲(三重県南部)・那智勝浦町浦神(和歌山県)・串本町袋港(和歌山県)・白浜町堅田(和歌山県)・和歌山(和歌山県)・小松島(徳島県)・徳島由岐(徳島県)・室戸市室戸岬(高知県)・高知(高知県)・土佐清水(高知県)・日南市油津(宮崎県)・日向市細島 (宮崎県)・種子島熊野(種子島・屋久島地方)・奄美市小湊(奄美群島・トカラ列島)・那覇(沖縄本島地方)・石垣島石垣港(宮古島・八重山地方)・与那国島久部良 (宮古島・八重山地方) 最新の更新作業の実施期間は気象庁のホームページに掲載されています。