祖母の家を片付けていたら「聖徳太子」の1万円札を大量に発見! 銀行に持っていけば「タダ」で入金してもらえますよね?
今できる対策
今現在、手元に1983年以前の旧札などがある場合、どうするのか検討する必要があります。そのまま使わずに保有し続ける場合は問題ありませんが、今後お金として使用するつもりであれば、早めに入金を済ませておくことをおすすめします。 銀行口座への入金以外の手段として、日本銀行の本支店で交換することも可能です。日本銀行では、すでに発行されなくなった紙幣を、現在発行されている紙幣と引き換えることができます。 これからの季節は家族や親戚で集まる機会があるかと思います。今年は新札が発行されたので、紙幣の話題を出しやすいタイミングです。タンスの奥や押し入れの中にしまい込んだままの旧札がないか、聞いてみるのもいいかもしれません。 また、見つかった旧札は市場で思わぬ高値がつくこともあります。記念紙幣や硬貨など、珍しいデザインのものがあれば、価値を調べてから銀行へ持っていくか検討してもいいですね。 最終的に使うためのお金として扱う場合は、早めに銀行へ入金するか、日本銀行での交換を勧め、価値を持つお金については専門家に査定を依頼するなど、目的に応じて対応することが大切です。
まとめ
これまでは旧紙幣であっても無料で入金できていましたが、2025年4月28日以降は三菱UFJ銀行において手数料が徴収されることになります。負担が増えることはマイナスのように感じますが、現金の整理を促す機会であるともいえるのではないでしょうか。 この手数料導入をきっかけに、家族で旧札について話し合うことが、新しい年の良いコミュニケーションのきっかけにもなるかもしれません。旧札をお持ちの際は、適切に対処して、予期せぬ出費を回避できたらいいですね。 出典 三菱UFJ銀行 旧券・旧貨・記念貨取扱手数料新設のお知らせ 財務省 記念貨幣一覧 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部