調布・神代団地で「蚤の市クリスマスマーケット」 パンとコーヒーエリアも
手紙社が運営に携わる「神代団地蚤(のみ)の市クリスマスマーケット」が12月14日・15日、調布市つつじヶ丘の神代団地中央グラウンド・商店街広場(調布市西つつじヶ丘4)で開催される。(調布経済新聞) 【写真】「神代団地蚤の市クリスマスマーケット」の昨年の様子 毎回数万人が訪れる「東京蚤の市」を凝縮し、同社創業の地で開く「神代団地蚤の市」。昨年9月に第1回を開催し、2回目となる12月の開催時はクリスマス関連の商品が数多く並び、「クリスマスらしい、ワクワクする、心温まるような雰囲気に包まれた特別なイベントになった」と実行委員会事務局長の田澤正さんは振り返る。 今回も「東京蚤の市を象徴するような」約40店が出店し、古道具、ビンテージ雑貨、古書、古着などを出品する予定。ワークショップや、大人も子どもも楽しめる音楽パフォーマンスなども用意し、「東京蚤の市」でも知られる「物々交換の本棚」も設置。来場者は読み終えた本をラッピングして、勧めるコメントを付けて本棚に置き、引き換えに、既に置かれている本1冊を持ち帰ることができる企画も予定する。 これまで飲食エリアでも作り手の思いが込められたフードやドリンクを用意してきたが、手紙舎前橋店(群馬県前橋市)の近くで開催したパンのイベントを踏まえ、同市では初めて、パンとコーヒーを集めたエリアを設ける。群馬県や埼玉県などから個性的なパン店8店が集まり、コーヒー好きの田澤さんが足しげく通っていたスペシャルティコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」(武蔵野市)など、「コーヒーに対する熱い思いを感じる」という6店が、それぞれ自家焙煎(ばいせん)コーヒーを用意する。 田澤さんは「地域の方々には日常生活の中での思い出として、遠方から訪れる方々には地域や団地の魅力を知る機会として回を重ね、イベントの認知が広がってきていると感じている。今回は新しい試みを取り入れたこともあり、新しいお客さまにも来場いただき、さらにわくわくする今後につながるイベントになれば」と話す。 開催時間は10時~16時。入場無料。
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