ロボットの夢に、日本的感性色濃く パブロ・ベルヘル監督が語る高畑勲、宮崎駿の影響
日本アニメをリスペクトするベルヘルは、日本での公開について、こんな胸中を明かした。
「本当に名誉なことで、映画作家冥利に尽きる。ただ同時に、日本人にどう受け取られるのかちょっとドキドキする部分もある」
スペイン・フランス合作。8日から全国順次公開。1時間42分。(水沼啓子)
パブロ・ベルヘル監督
1963年、スペイン生まれ。短編映画「Mama」(88年)で監督デビュー。その後、米ニューヨーク大学映画学科修士課程で学ぶ。長編映画「Torremolinos 73」(2003年)、「ブランカニエベス」(12年)、「アブラカダブラ」(17年)を手掛けた。