スズキ 「e-PO(イーポ)」がいよいよ公道を走る! 原付一種の折り畳み電動モペッドの販売間近か
2023年に開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」にて、スズキの発表した原付一種の折り畳み電動モペット「e-PO(イーポ)」が大きな話題となった。その後大きなアナウンスなどは無く動向が見守られていたが、ついに6月上旬ごろに公道走行調査を実施するという。詳細を確認していこう。 【画像】e-PO(イーポ)をギャラリーで見る(5枚) 文/Webikeプラス 編集部
見た目は電動自転車! だけど原付一種のe-PO
イーポはパナソニックの「OFF TIME(オフタイム)」という電動アシスト自転車をベースにした原付一種の電動バイク。メインフレームが折り畳める構造を持ち、展開時の半分程度の大きさに縮小可能なため、車のトランクに積載することもできる。 そのほか、イーポではフル電動/アシスト走行/ペダル走行の3通りから走行手段を選択でき、バッテリーが切れてしまったとしても自力で走行が可能。バッテリー込みの重量も20kgと、もはや諸元だけ見ると自転車と遜色がない。
静岡県浜松市を中心に公道走行調査を実施予定!
そんな期待の新星イーポだが、今年6月上旬ごろから約一か月間の間、実際に公道走行調査を実施するという。原付一種の届出を行いナンバーを取得をしたということで、スズキが本社を構える静岡県浜松市を実際に走るということだ。 実際の路面状況や交通状況下で走行し、日常の使い勝手や課題などのデータ収集が主な目的。今回の公道走行調査を通して、今後の製品化に向けた電動モペッドの開発に繋げていく。より一層イーポの製品化に期待したい。 ────────── e-PO 詳細 ────────── ■フル電動/アシスト走行/ペダル走行が可能な超軽量二輪車 ■パナソニックサイクルテック製電動アシスト自転車とバッテリーの共用利用が可能 ■原付一種として十分な走行性能 ■様々な使い方をができる、折り畳み可能な車体 ■全⻑×全幅×全⾼ 1,531mm×550 mm×990mm ■定格出力 0.25kW ■バッテリー種類 パナソニック製リチウムイオン電池
Webikeプラス編集部