【韓国】ロッテ一族が経営する食品企業への不買運動広がる 弾劾反対の与党議員の妻一家が経営
韓国の財閥「ロッテ一族」が経営している食品企業「プルミル」の不買運動が起きた。非常戒厳による混乱を起こした尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する弾劾訴追案に反対した、与党・国民の力の尹相現(ユン・サンヒョン)議員の妻の実家がプルミルのオーナーであることが理由と伝えられている。 18日までにはX(旧ツイッター)などで「プルミルが尹相現の妻の実家だそうだ。不買運動に参加せよ」「内乱に積極的に加わった尹相現を懲らしめよう」など、プルミル製乳製品などの写真とともに拡散された。 同議員は2度目の弾劾採決前にネットの情報番組に出演し「(定足数不足で成立しなかった1回目の)弾劾採決で、他の議員を説得した。前回の朴槿恵大統領の弾劾時も市民から抵抗があったが、1年立つとまた国会議員選挙で選出された」などと発言し、国民の反感を買っていた。 現在、同議員に向かって「国民を犬豚扱いするのか」「政権を譲りたくなくて弾劾に反対するの?」「内乱の力(国民の力)尹相現の妻一家のプルミルを不買しよう」など、激高した反応が多く集まる事態となっている。