ヤクルト 楽天からFAの茂木と初交渉 2年契約1億2000万円程度の条件提示
ヤクルトが、楽天から国内FA権を行使した茂木栄五郎内野手(30)と初交渉したことが30日、分かった。29日に都内で小川淳司GMが2年契約で出来高払いを含めて1億2000万円程度の条件を提示したとみられる。 茂木は早大から15年ドラフト3位で楽天に入団。長打力と勝負強さを備えた打撃と内野の全ポジションを守れるユーティリティー性が魅力だ。9年目の今季は主に代打で46試合に出場し、打率・265、1本塁打、8打点。より多くの出場機会を得るために権利を行使した。今季の年俸は6000万円で補償が必要なBランクながら、内野の選手層を厚くするために獲得に乗り出した。楽天は宣言残留を認めており、決断に注目が集まる。