シェフラーが年間王者初戴冠で36.5億円獲得 松山英樹は9位
◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 最終日(1日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7490yd(パー71) 【画像】ビッグボーナスかかっても貫いたゴルフの精神 スコッティ・シェフラーが今季7勝目を飾り、年間王者の証しであるフェデックスカップを初めて獲得した。26アンダーから1イーグル5バーディ、3ボギーの「67」で回り、通算30アンダー。2位のコリン・モリカワに4打差をつけて逃げ切った。 シェフラーは3月「アーノルド・パーマー招待」でシーズン1勝目を挙げて立った年間ポイントレーストップの座を一度も譲らなかった。4月には「マスターズ」でメジャー通算2勝目を飾り、ツアー外競技の「パリ五輪」では金メダルも獲得。世界ランキング1位の強さを最後まで誇示して2500万ドル(約36億5000万円)のビッグボーナスを手にした。 モリカワのランク2位でのフィニッシュは、プレーオフシリーズ初進出の2019年以降でキャリア最高位。サヒス・ティーガラが24アンダーの3位。19アンダーの4位にザンダー・シャウフェレ、アダム・スコット(オーストラリア)とラッセル・ヘンリーが並んだ。 松山英樹は7バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「67」で通算16アンダー。2勝を挙げたツアー11年目のシーズンをロリー・マキロイ(北アイルランド)、シェーン・ローリー(アイルランド)と同じ9位タイで終えた。 前週のプレーオフシリーズ第2戦までのポイントランキング上位30人が出場。ランク順で初日スタート時のスコアに差を設けるハンディキャップ戦で、シェフラーは初日に10アンダー1位から、松山は7アンダー3位からティオフしていた。 ツアーは9月12日(木)開幕の「プロコア選手権」(カリフォルニア州シルバラードリゾート)から8試合の秋季シリーズ(フェデックスカップ・フォール)を行い、来季のフルシード選手を決める。日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」は10月24日(木)から千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCで開催される。