誕生!2歳から紙で遊べる本「ぺぱぷんたすぷち」。自分で作る喜び&「できた!」嬉しさを届けます
名前は「ぷち」、でも中身はぎっしり!
さて、ぷち、という名前の通り、『ぺぱぷんたす』よりひと周り小さい『ぺぱぷんたすぷち』。表紙は『ぺぱぷんたす』と同じ、100%ORANGEさんのイラストですが、初のPP貼りで、カラフルで賑やかなイメージに。 巻頭の付録はデザイナー高田唯さんによる「くしゃボール」。「きっかけ折り」という折り方で1/6に折りたたまれたA2(くらい)のサイズの紙が3枚も入っています。そこに印刷されているのは、見慣れた絵柄。そう、バスケット、テニス、サッカー、ゴルフボールに、野球、そして卓球。大きな紙をくしゃくしゃにして、ボールを作る楽しさや、そしてお家でボール遊びができる面白さを味わえます。 新聞をとらないご家庭が多くなって、きっと大きな紙と接する機会も減ったのではないでしょうか。モニターのお子さんたちは、大きな紙を見ただけで大興奮していました。 そのほか、『ぺぱぷんたす』でお馴染みの表紙キャラクター・ぺぱちゃんたちの誕生秘話や、『ぺぱぷんたす』に度々登場している謎のおじさん(?)「ずっとはれるまん」の正体が明らかになるマンガも。 「ずっとはれるまん」には、はってはがせるシールが2枚と台紙(リバーシブル)もついています。 tupera tuperaによる「ペンDEグッチャシテチョーネ」は、その名の通り、ペンで思いっきりぐちゃぐちゃ描き込むページ。ぐちゃぐちゃした後、隣のページの点線で紙をピリピリ抜き取ってめくると……? tupera tuperaさんのユーモアに、お子さんは爆笑するに違いありません。 絵本作家シゲタサヤカさんの「あさごはんすごろく」は、ただのすごろくではありません。食べる顔や仕草、音を、体で表現しながら進むすごろく。 コロナで子どもたちの表情が乏しくなった、と言われますが、このスゴロクをやれば表情筋が鍛えられるかも? 遊んでいるうちに、お腹が空いてくるのが難点です! そのほか、荒井良二さんの毎日が愛おしくなる絵本、デザイナーの脇田あすかさんの、見立て遊びができる「おうちカード」18枚がついた「わたしの おうち」、イラストレーターMomoe Narazakiさんのシュールな紙人形の遊びなど、「ぷち」だけど内容は盛りだくさんです! 小さいお子さんがいらっしゃるみなさまはぜひ、『ぺぱぷんたすぷち』でお子さんと一緒に遊んでみてください。もちろん4歳以上のお子さん~大人の方も楽しめる内容だと思います。 プレゼントにもおすすめです。