「訓練らしい訓練になった」大規模地震に備え災害対策本部の設置訓練 専門家を招き情報共有や対応方法を確認(山形・鶴岡市)
テレビユー山形
鶴岡市では大規模地震の発生を想定した災害対策本部の設置訓練が行われ、市の職員が情報共有と対応方法を確認しました。 【写真を見る】「訓練らしい訓練になった」大規模地震に備え災害対策本部の設置訓練 専門家を招き情報共有や対応方法を確認(山形・鶴岡市) 鶴岡市では2021年から専門家を招き、大規模地震が発生した時に市内の被害状況を把握し、対応について判断する災害対策本部の設置訓練を行なっています。 訓練は山形県沖を震源とする地震が発生し、鶴岡市では震度6強を観測したことを想定して行われ、災害対策本部のある市役所と鶴岡市内の5つの庁舎と消防が連携して対応にあたりました。 災害対策本部は大きく5つに分かれ、被災者の安否や道路状況、各省庁への連絡などを各班でまとめ、情報を共有します。 訓練は事前のシナリオを職員には伝えずに進められました。 市職員は対応に追われる中、たびたび余震に見舞われることも想定して訓練は進められます。 市職員「課長、温海庁舎から提供。津波が温海川を遡上し庁舎に迫ってきている」 災害時、特に重要になるのが情報の優先度です。 人の命に関わる対応が最優先で伝えられ情報発信されていきます。 鶴岡市では防災を担当する部署以外もこうした訓練を行なうことで、災害時の職員の対応力を高めてきたいとしています。 アジア航測 佐藤健一技師長「行政の職員も担当者が変わっていきますからその中で対応できる職員を増やすこと。その中で課題を増やしていくことが備えることに繋がる」 山形大学 熊谷誠 講師「まだ対応しきれていないところがあって訓練らしい訓練、実際に近い訓練になった」 能登半島地震から間もなく1年となる中、市では訓練を積み重ね有事の人命救助につなげたいとしています。
テレビユー山形
【関連記事】
- 「性的欲求がたまっていた」75歳の男が23歳の女性にした許されない行為…不同意わいせつ裁判で語られたこととは(山形)【独自】
- 「触りたい」マッサージしていた手が下着の中に…女子中学生の下半身を”直接”さわった陸上クラブの65歳指導者の男 エスカレートした理由と少女に送ったLINE
- 「まるでゴルゴ」岩に似せた盗撮カメラはなぜ見つかった?女性が覚えた違和感…何年も露天風呂を盗撮した男の行為は、被害女性の一瞬のひらめきでバレた(山形)
- 【独自動画】海に車が転落する瞬間がカメラに 車はゆっくり進み…その時ドライバーに何が? 1人が救助されるも死亡を確認(山形)
- 見ず知らずの女の子が自宅のリビングに…汚れた靴下、話もできない… 気づいた親子が“とっさに見たもの” 子どもを守った“手がかり”とは