去年、宮城県柴田町で男性を殺害したなどの罪で25日、懲役28年の判決を受けた男性の長男の妻が26日、仙台高等裁判所に控訴しました。 【事件の相関図を見る】被害者の長男と結婚しながら次男とも肉体関係『異常な関係性』の一族を支配する長男の妻 角田市の無職・村上敦子被告（48）は同じく殺人などの罪に問われている角田市の無職・村上直哉被告（26）と共謀し去年4月、柴田町西船迫一丁目の住宅の玄関で村上隆一さん（当時54）を刺身包丁で刺して殺害した罪などに問われています。 敦子被告は隆一さんの長男の妻で、直哉被告は隆一さんの次男です。 25日の一審の判決公判で仙台地裁は、敦子被告に対し「隆一さんの退職金を目的に自らの手を汚さず殺害を実行していて悪質」として懲役28年の判決を言い渡しました。 この判決を不服として敦子被告は26日、仙台高裁に控訴しました。 一方、懲役20年の判決を言い渡された直哉被告は現時点で控訴しておらず、弁護側は、「控訴するかは本人次第」と話しています。