啓発品を配って交通安全を呼びかける女優でいばらき大使の白石美帆さん=つくば市内

21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、いばらき大使で俳優の白石美帆さんが20日、茨城県警の一日交通部長を務めた。同県つくば市研究学園のイーアスつくばで開かれたイベントに制服姿で登場。買い物客などに啓発品を配り、交通事故防止を訴えた。 同運動のスローガンは「光って、照らして」。夕暮れ時や夜間の反射材着用を呼びかける。白石さんは多くの市民が見守る中、県警の青柳信明交通部長から一日交通部長と書かれたたすきを受け取り、交通安全に関するトークイベントを行った。 白石さんは夜の車の運転は判断力が鈍るため、普段からスピードを落とすように心がけているという。2児の母親の立場から「幼い子どもが交通事故で命を落とすたびにつらい気持ちになる」と語り、「反射材の着用を周りの人に広めてください」と協力を求めた。