作曲家・千住明 ドラマ「VIVANT」の音楽制作を振り返る「監督からは『誰が聴いても「VIVANT」というものを書いてくれ』と、それだけでした」
また、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに迫ったドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」でのワンシーンを引き合いに出し、「最初のテーマを出してテーマ曲を書くのに七転八倒するんだと。『絶対にメロディが出てくると思うんだけど、いつ出てくるんだろう? 自分でも怖くなる』と。僕もそうなんです」としみじみ。 生みの苦しみに触れたうえで、千住さんは「簡単にできちゃうと、使ってはくれるけど、周りの人たちは何も言ってくれないんですよ。『VIVANT』は8曲書いたのかな、だからわりと時間がかかったかもしれないですね」と話していました。 (TOKYO FM「日本郵便 SUNDAY’S POST」2024年5月26日(日)放送より)