2022年大会ベスト4のラドゥカヌが接戦を制して初戦に勝利「難しい試合だった」 [韓国オープン/テニス]
2022年大会ベスト4のラドゥカヌが接戦を制して初戦に勝利「難しい試合だった」 [韓国オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「ハナ銀行韓国オープン」(WTA500/韓国・ソウル/9月16~22日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がペイトン・スターンズ(アメリカ)に7-6(4) 7-6(5)で競り勝った。 ~ハナ銀行韓国オープンで初戦を突破した2021年USオープン優勝者のラドゥカヌ選手~ 一進一退の第1セットをタイブレークの末に先取したラドゥカヌは第2セット5-3から2度連続でサービスダウンを喫したが、ラブゲームでブレークバックに成功するとふたたびもつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして2時間43分で勝利をもぎ取った。 ふたりは7月末にワシントンDCの2回戦で一度対決しており、ラドゥカヌが7-6(6) 6-2で勝っていた。グラスコートシーズンに好成績をおさめて約1年3ヵ月ぶりにトップ100復帰を果たした21歳のラドゥカヌは、トップ50の選手に対するここ7試合で6勝目を挙げた。 「厳しかった。湿度が高く、ボールが凄く弾んでいた。勝ち抜くのが難しい試合だった」とラドゥカヌは試合後のオンコートインタビューで語った。 「ここ数ヵ月はあまり試合をこなしていなかったし、ペイトンは本当にいい選手で調子もいいから、勝つことができてかなりうれしいわ」 2022年大会で4強入りした実績を持つラドゥカヌは次のラウンドで、前日に予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を4-6 6-2 6-2で破って勝ち上がった第8シードのユアン・ユエ(中国)と対戦する。 そのほかの試合ではアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)、ヘイリー・バティスト(アメリカ)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のポリーナ・クデルメトワ(ロシア)が2回戦に駒を進めた。 第6シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)はアニシモワに3-6 6-7(5)で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。
テニスマガジン編集部