会社員をしていた23歳、偶然見つけたAKBグループの応募が夢への第一歩に|近藤さや香さん(40)|STORY
ラジオのパーソナリティになりたいという夢を持ちながらも、社会人として過ごしていた23歳。AKBグループの募集が転機となりました。SDN48として活躍していた過酷な3年間、またその後叶えた夢について語っていただきました。 【写真あり】大人の色気が溢れ出る...近藤さや香さん(40) \近藤さや香さん profile/ 元SDNの近藤さや香さん(40)。AKBのお姉さんグループとして3年間活動後、結婚・出産・離婚と経験し今はタレントとしてラジオのキャスターを務める一児の母。シングルマザーとして息子さんとの生活を楽しんでいます。
会社員として働いていた私にとって、転機となったのがAKBグループの募集でした
オーディションを受けたときは23歳の頃、当時は秘書の仕事をしていました。朝会社でPCを開いたら「AKB48のお姉さんを募集!あなたがやりたいことへのステップアップに!」という見出しで募集が出ていて。なんだ、これ!? 私にピッタリじゃないか!と目に留まったのがきっかけでした。 幼いころからラジオのパーソナリティのお仕事にずっと興味があって、募集の見出しの“あなたがやりたいことへのステップ”という言葉が刺さって、もしかしたらSDN48になればラジオのパーソナリティとしての夢が叶うかもしれないと感じました。 私は幼少期はアメリカで過ごしていたのですが、アメリカでは学校にいくバスのなかや、いたるところでラジオが流れていて、ラジオは生活の一部で無くてはならない存在でした。歌もラジオから聞くことが多く、リクエストしたい曲は自ら電話をかけて番組内で流してもらっていて、それが楽しみでもありました。何か別のことをしながらでも自然と情報が耳に入ってきて、ストレスなく聞けるところもテレビとはまた違った魅力だと思います。子どもの頃から憧れていたラジオのパーソナリティへのステップアップの一つに頑張ってみようと応募を決めました。
デビューするまでの過酷な日々に耐えきれず脱落者も多数出ていました
書類審査から始まりオーディションが何度も続きました。合格してからデビューするまでが本当にしんどくて。始発から終電まで地獄のようなレッスンが毎日で休憩時間も休みもほとんどなし…。その期間に脱落者が何人か出てしまうくらい、とにかく過酷でした。デビューしてからは新曲が出るたびに全国を周って歌わせてもらうのですが、デビューしたばかりのアイドルが立てる大きなステージなんてなかなか無いと思います。AKB48のお姉さんグループっていうことでデビュー当初から恵まれた環境だったなと感じます。 最初SDN48は大人グループということもあり、18歳以下は入場不可の公演。ライブのスタート時間も22時以降だったんです。だからといって過激な衣装やセクシーなパフォーマンスがあったわけではないのですが…。AKB48と違ったのは、恋愛禁止などのルールはなくそのあたりは自由でした。