「今日ファンになりました」台風の目となったヤンキースの23歳・ボルペ グランドスラムや気迫のプレーでヤンキース勝利の立役者に
◇MLBワールドシリーズ第4戦 ヤンキース11-4ドジャース(日本時間30日、ヤンキー・スタジアム) 【画像】ボルペ選手の満塁HRを喜ぶヤンキースのジャッジ選手 ヤンキースの23歳のアンソニー・ボルペ選手がワールドシリーズ第4戦で勝利の立役者となりました。 初回ドジャースの先制ホームランでいきなりピンチを迎えますが、2回にボルペ選手の盗塁成功から1点を返しました。 さらに3回、2アウト満塁のチャンスを作ると、ボルペ選手が初球スライダーをすくい上げ逆転満塁ホームランを打ち取ります。 ボルペ選手の猛攻はこれで終わらず、8回に全力疾走でツーベースヒットで出塁、次の打者の際には盗塁に成功します。さらに内野ゴロの打球にヘッドスライディングでホームを踏むなど台風の目となる活躍を見せます。 これに引っ張られるようにトーレス選手がスリーランホームランを放ちさらにリードを広げると、不振が嘆かれていたジャッジ選手がワールドシリーズで初めてタイムリーヒットをあげ、ヤンキースはこの回だけで5点の大量得点。11-4とドジャースを大きく引き離しました。 これまでヤンキースの強力打線としてジャッジ選手、ソト選手、スタントン選手の3選手が注目されていましたが、今試合で若手のボルペ選手に一気に注目が集まりました。 ボルペ選手の活躍にSNSは、「ヤンキース、ボルペのおかげで勝ったな」「ボルペ気迫の走塁で完全に火ついたな」「ワタシは今日、ボルペのファンになりました」と賑わいを見せました。