●　26施設を3500円で周れる！ 「あいち・なごや周遊観光パスポート」 　続いて紹介するのは、「あいち・なごや周遊観光パスポート」だ。愛知県の26施設を平日のみだが3500円で入場できるお得な制度である。 　入場できる施設は、トヨタ産業技術記念館、トヨタ博物館、ノリタケの森、あいち航空ミュージアム、リニア・鉄道館といった愛知県、いや、日本を代表する産業系博物館が目白押し。日本経済を支える製造業の歴史を学ぶ、親子の「知育」旅行にもぴったりだ。 　他に、愛知県美術館、クルーズ名古屋、名古屋港水族館、ポートビル展望室といったシティ派も楽しめる施設もある。ファミリーでもグループでもカップルでもお得なパスポートといえるだろう。 　3～5施設ほど周れば元が取れるうえ、有効期限が90日間と長いので、お得感は強い。なお、通常の入場料が最も高い施設は、博物館明治村で大人1人2500円する。 　25年1月31日まで、オンラインの電子チケットまたは紙のチケットが発売されている。オンラインでは専用サイトでクレジットカード決済を行うと、メールで電子チケットが送られてくる。紙のチケットは愛知県観光協会やオアシス21iセンター、中部国際空港セントラルジャパントラベルセンターなどで購入できる。 　平日限定、各施設の利用は1回まで、最終利用は23年3月14日までということに注意してほしい。

●　アクティブ派にぴったり！ 「みえのあそキャン24」 　とにかく色んな体験をしたい！という人にぴったりなのが、三重県の支援策「みえのあそキャン24」である。25年2月27日までの平日限定で、各種体験プログラムを最大30％割引で参加できるプログラムだ。 　予約は、アソビューやじゃらんの専用サイトから。伊賀エリアでは忍者修行、伊勢志摩エリアでは海人体験や和菓子づくり、東紀州エリアではシーカヤックや定置網漁体験など、各地の特徴的で多岐にわたるプログラムが用意されている。 　決して子ども向けというわけではなく、ダイビングライセンス取得など数万円単位の高額なものもあるので、お得感は強い。 　旅行先では新しいことに挑戦してみたい！というアクティブ派には非常におすすめだ。体験をベースに旅のプランを練るのも楽しいだろう。土日祝日には利用できない点は注意してほしい。