報酬制度改定で福祉事業者が意見交換 岡山市で働き方を考えるイベント【岡山】
岡山放送
障害のある人の働き方を考えるイベントが6月13日、岡山市で開かれました。 イベントでは、県内外の福祉事業者などがこの春行われた報酬制度の改定について意見を交わしました。改定では、利用者の給料を稼ぎ切れていない一部の事業所は、国からの支援が約4割減るなどとされ、利用者の働き方に影響が出ています。 事業所の運営者は、「定員を減らすなど事業の縮小も考えた」と厳しさを訴えました。一方、改定によって職場の多様性が生まれ、長期的な視点では効果的という声もあり、「国の期待を感じる」という利用者の意見も出されました。 (ありがとうファーム 木庭康輔社長) 「報酬改定の影響を受けたメンバーは悩み苦しんでいる、そんな中で自分らしくいきいきと堂々と生きていくんだという決意を知ってもらうことが共生社会の実現につながると感じている」
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