14日(水)の天気 天気急変と猛暑日続くお盆 16日(金)は台風で関東中心に大荒れのおそれ 早めに備えを
きょう14日(水)も全国的に大気の状態が不安定で、北日本では午前中から断続的に雨が降り、東日本や西日本でも午後を中心に、にわか雨の降る所がある見込み。局地的には雷を伴った激しい雨が降るため、空模様の変化、落雷や突風に注意が必要となる。また、西日本を中心に、猛暑日の続く所が多くなりそうだ。
東海から西では体温超えの猛暑も 熱中症対策を万全に
きょうも、東海から西日本では、最高気温が35℃以上の猛暑日が続き、大阪39℃・熊本38℃・名古屋37℃など、体温を超えるような気温予想となっている所も多い。関東甲信の内陸は、きのう(火)よりも気温が低く35℃に届かない所が多い見通しだが、それでも33℃前後まで気温が上がるなどお盆時期としては厳しい残暑となりそうだ。西日本を中心に30を超える都府県に熱中症警戒アラートが発表されている。旅行先・帰省先でも時間を決めて水分・塩分補給をする、涼しい屋内で休憩を取るなど、万全の熱中症対策を心がけたい。
天気急変注意 東北太平洋側は少しの雨でも災害のおそれ
台風5号から変わった熱帯低気圧の影響が長引き、北日本では雨が降りやすく局地的には非常に激しい雨が降る見込み。東北の太平洋側ではこれまでの大雨の影響が残っているため、少しの雨でも土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒・注意が必要となる。東日本や西日本では晴れていても、午後を中心に天気急変の可能性があり、急な激しい雨、落雷や突風にも注意が必要だ。短時間で状況が変化するため、空模様の変化に注意してお盆期間を過ごしてほしい。
台風7号 発達しながら北上中 16日(金)に関東接近か
台風7号は、きょう小笠原諸島の西の海上を発達しながら北上し、16日(金)に強い勢力で関東地方に接近する見通し。台風が西寄りのコースを通った場合は関東に上陸するおそれもあるなど、16日(金)は関東を中心に大荒れの天気となりそうだ。交通機関への影響なども予想されるため、最新の台風情報に留意するとともに、台風への備えは、きょう・あす15日(木)のうちに済ませておきたい。 (気象予報士・海老原美代子)