【闘病】高校生で“全身性エリテマトーデス”を発症、部活動を断念…「無理に前を向かなくてもいい」
編集部まとめ
全身性エリテマトーデス(SLE)は長い投薬治療が続く病気です。ストレスや疲労で病状が悪化することもあり、気の休まらない患者さんはたくさんいらっしゃいます。一見すると病気だと気づかれづらい点も、周囲からの理解が得にくい要因になっているかもしれません。SLEという病気があることを知り、自分の周囲に少しずつ目を向けることで、病を抱える患者さんからも助けを借りやすくなります。無理に意識しなくても困っている人には自然に声をかけ、助けられる社会を作っていければと思います。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
体験者プロフィール:
まりえさん(仮称) 家族3人で暮らす20代女性。高校2年生の頃に全身性エリテマトーデス(SLE)を発症。40度以上の高熱が1週間ほど続き、病院では命の危険もあると説明を受ける。現在は直射日光、冬は寒さ対策を徹底しながら仕事をしている。
記事監修医師:
副島 裕太郎 先生(横浜市立大学医学部血液・免疫・感染症内科) 2011年佐賀大学医学部医学科卒業。2021年横浜市立大学大学院医学研究科修了。リウマチ・膠原病および感染症の診療・研究に従事している。日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医、日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医・評議員、日本リウマチ財団 リウマチ登録医、日本アレルギー学会 アレルギー専門医、日本母性内科学会 母性内科診療プロバイダー、日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医、日本温泉気候物理医学会 温泉療法医、博士(医学)。 ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。