県内初出店となる「＃ワークマン女子」の建設予定地＝高岡市井口本江

　作業服大手のワークマン（群馬県伊勢崎市）は２０２５年春、富山県高岡市井口本江で造成が進む「たかおか井口本江ショッピングモール」（仮称）に、女性向けカジュアル衣料を充実させた「＃ワークマン女子」を富山県内で初めて出店する。関係者によると、同モールでは同時期に大黒天物産（岡山県倉敷市）も富山県内初となるディスカウントスーパー「ラ・ムー」をオープンする予定で、注目の商業エリアになりそうだ。 　ワークマンは県内で７店舗を展開しており、作業服を中心にした「ワークマン」が２店、スポーツウエアやレインウエアを充実させた「ワークマンプラス」が５店ある。＃ワークマン女子は２０２０年１０月に横浜市で初めてオープンし、２５都道府県に約５０店舗を構える。北陸３県としても今回が初出店で、富山市への出店も検討しているという。 　同社によると、県内の既存店舗の売り上げは好調だが、駐車場不足が課題となっている。井口本江ショッピングモールは約６５０台分の大型駐車場を整備する予定で、同社は「たくさんのお客さまが快適に買い物をできるようになると思っている」（広報部）としている。

　同モールではドラッグストアや飲食店も出店準備を進めている。