「オキシクリーン」のグラフィコが「大掃除の意識調査」、Z世代男性の81.2%が「タイパ大掃除」
酸素系漂白剤「オキシクリーン」を販売するグラフィコは12月4日に、全国の20歳以上の男女を対象に実施した、「2024年の大掃除」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、10月28日~11月4日の期間に行われ、1054名から回答を得ている。 ●汚れを溜め込んでいる場所1位は「換気扇・レンジフード」 調査対象者に、2024年の大掃除をするかを尋ねたところ、「必ずする」(23.6%)と「すると思う」(41.3%)を合わせた割合は64.9%を占めた。世代別でみると、Z世代(72.5%)がもっとも多く、バブル世代が最下位となっている。また、「必ずする」は世代が上がるにつれて減っていく。 大掃除を「しないと思う」または「絶対にしない」と答えた人に、その理由を尋ねた質問では、「苦手・嫌い・面倒だから」(36.7%)が最多となった。世代別でみると、バブル世代では「普段からこまめに掃除をしてキレイだから」、就職氷河期世代では「大掃除をしたくても時間がないから」が、それぞれもっとも多い。 汚れを溜め込んでいる場所を尋ねたところ(複数回答)、「換気扇・レンジフード」が1位となった。 大掃除に時間をかけたくない場所を尋ねた質問(複数回答)では、「寝具」(60.5%)、「カーテン」(58.5%)、「洗濯機」(58.2%)が上位となっている。 大掃除に対して「タイパ」を意識するか、に対する回答を世代別でみると、とりわけ「タイパ」意識が高かったのはZ世代(81.2%)で、世代が上がるにつれてタイパ意識が減っていく傾向がみられる。 また、就職氷河期世代の男女からスコアが大きく変動しており、大掃除にタイパを意識する人はしらけ世代以降~就職氷河期世代の女性までは3割~5割のところ、就職氷河期の男性から伸長して6割超がタイパを意識すると答えた。 タイパを意識した大掃除の方法としては、「完全にきれいになることを求めない」(45.5%)が最多となった。世代別でみると、もっとも多かったのはしらけ世代以降で66.7%、Z世代の2.2倍となっている。また、世代と正比例していることもわかった。 タイパを意識した大掃除の方法として、「家事代行サービスを使う」と答えた人は、全体では9%と少なかったものの、Z世代が16.4%で最多となっている。一方で、しらけ世代以降は0%だった。 日々の生活でタイパを重視することを尋ねたところ、「移動時間」(60.0%)がもっとも多く、以下「洗濯」(59.2%)、「料理」(56.9%)、「掃除」(54.7%が続いている。一方、時間に縛られたくないこととしては、「旅行」(77.2%)が外食や趣味、習い事を抑えて1位となった。