中国国防相の動静途絶える 職責奪われ当局が調査か 外相解任や軍幹部交代など相次ぐ
日テレNEWS
中国の李尚福国防相の動静が先月末以降、2週間以上途絶えています。イギリスメディアは14日、李国防相が事実上すでに解任され、当局の調査を受けているとする見方を伝えました。 李国防相の活動を紹介する公式ホームページでは先月29日に北京で行われた国際フォーラムで講演したのを最後に17日間、動静が途絶えています。 これについてイギリスのフィナンシャル・タイムズは14日、李国防相が閣僚としての職責を奪われ、当局の調査を受けていることをアメリカ政府が確認したとする見方を伝えました。複数のアメリカ政府関係者から証言を得たとしています。 ただ、どのような調査を受けているかなどは報じていません。 中国では秦剛前外相が7月に突然解任されたほか、軍幹部らの交代も相次いでおり、李国防相の動静をめぐる臆測はさらに広がりそうです。
