澤田空海理 「紅茶と味噌汁」上映イベントで弾き語り、新アルバム「ひかり」原案の短編映画
シンガー・ソングライターの澤田空海理(そうり)がこのほど、東京・青梅のシネマネコで行われた短編映画「紅茶と味噌汁」(吉田ハレラマ監督)の上映イベントに出席した。 同映画は、元恋人との経験、ミュージシャンとしての葛藤を表現した新アルバム「ひかり」(12月11日発売)を原案に、「音楽から映画を作る企画」として制作されたもの。音楽業界で売れることを夢見る男性と、美大を卒業してアートの道に進んだ女性が描かれた。 「告白」と「遺書」のピアノ弾き語りを行った澤田は「本番前のリハーサル、空調と映画と会話の音が混ざる独特の雰囲気が強く残っています。上映本番、後方で他の演者さんやスタッフさんと一緒に地べたに座り込んで映画を見る時間が、何か特別なもののように感じられました。ミニライブ、2回連続ですっ飛ばしたMC、歌詞が飛んで即興で別の言葉に言い換えたことにも後悔は感じられませんでした」と告白。「アフタートーク、皆さんの顔を見ていたのでしゃべる内容が疎(おろそ)かになった気がしないでもありませんが、それさえ物の数とも思わないほど愛したい瞬間でした。どれも人生の節目節目に振り返りたいものばかりです。たくさんの方々の熱意と厚意で成り立った『紅茶と味噌汁』という作品、空間、期間に改めて感謝いたします」とコメントした。 12月15日に東京・代官山UNITで単独公演「冬瓜と春菊」を行う。
報知新聞社