リン=マニュエル・ミランダの劇中歌もお披露目!『ライオン・キング:ムファサ』第2弾予告&新ポスター
ディズニー・アニメーション史に残る不朽の名作を、最新の映像技術を駆使した“超実写版”としてよみがえらせ、全世界興収16億6000万ドルを記録した『ライオン・キング』(19)。その最新作となる『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の第2弾予告映像と新ポスタービジュアルが、日本時間8月10日に行われた「D23:アルティメット・ディズニーファン・イベントで解禁された。 【写真を見る】「CinemaCon 2024」で参加が発表された際、「『ムーンライト』は大きなハートのとても小さな映画でしたが『ライオン・キング:ムファサ』も同様に大きなハートを描く映画であると気づきました」と語っていたミランダ 本作で描かれるのは、シンバの父ムファサ王の“始まりの物語”。若きムファサ役の声をアーロン・ピエールが務め、後にスカーとなるタカ役をケルヴィン・ハリソン・Jr.が担当。また、キロス役をマッツ・ミケルセンが務め、プンバァ役のセス・ローゲン、シンバ役のドナルド・グローヴァー、ナラ役のビヨンセ・ノウルズ=カーターは前作から続投。さらにシンバとナラの娘キアラ役として、ビヨンセの愛娘ブルー・アイビー・カーターが母娘共演を果たす。 このたび解禁された第2弾予告では、王国に古くから住むヒヒのラフィキが、前作で野生の王国プライドランドの王となったシンバとナラの間に生まれたキアラらに偉大なる王ムファサの伝説を語り伝えるところから始まる。両親を亡くしてひとりぼっちだったムファサと、王家の血統を受け継ぐタカ。両者は本当の兄弟のように成長し、やがて約束の地を目指す道中で訪れる様々な困難に立ち向かっていく。また映像のなかでは、リン=マニュエル・ミランダが手掛けた劇中歌「BROTHER」の一部もお披露目されている。 あわせて解禁されたポスタービジュアルは、すでに解禁済みの“ムファサver.”とは対照的に枯れ果てた大地とかすかに残る水面に、スカーの姿が映った“タカver.”。兄弟のように仲の良かったムファサとタカはなぜ対立する関係となってしまったのか。さらなる進化を遂げた映像世界のなかで繰り広げられる新たな“キング・オブ・エンタテインメント”の到来が待ちきれない! ■<コメント> ●バリー・ジェンキンス(監督) 「1996年の夏に、甥っ子をベビーシットしながら『ライオン・キング』を始めて見た時のことを、そしてその後155回も同作を観たその夏を、いまでもはっきり覚えています。音楽を聴き、物語が進むにつれてさまざまな感情が伝わってきました。そんな『ライオン・キング』の新作でムファサの物語について監督として語ることができるのは非常に光栄なことです。また、今回リン=マニュエル・ミランダが本作のために作ってくれた新曲が本当に驚くほどすばらしいのです」 ●リン=マニュエル・ミランダ (音楽) 「初めて『ライオン・キング:ムファサ』の脚本を読んだ時、私は『ミラベルと魔法だらけの家』の音楽を制作している最中でした。スカーやムファサについて、私はなんとなく知った気になっていましたが、脚本を読んで、全然わかってなかったことに気がつきましたし、どんな音楽にすべきか見えていました。そしてこんなにすばらしい監督と一緒に仕事ができることが幸せでした」 文/久保田 和馬