中村敬斗は「三笘薫とは違った良さがある」。伊東純也が考える攻撃で「いっぱい得点できる」【アジアカップ2023現地取材】
サッカー日本代表は14日、AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)グループリーグ初戦でベトナム代表と対戦する。約1か月に渡る長丁場となる今大会には、三笘薫をはじめ、初戦に万全のコンディションで臨むことができない選手が数名いるが、伊東純也は「誰が出ても勝てる」と選手層の厚さを感じている。 【画像】日本代表、ベトナム代表戦の予想フォーメーションはこちら
伊東が「前回は全試合難しかった。全部1-0とか2-1とかだったので」と振り返る通り、前回大会では準々決勝までの5試合すべてが1点差勝利。準決勝ではイラン代表を3-0で撃破したが、決勝ではカタール代表に1-3で敗れている。それでも伊東は「自分たちが力をちゃんと出せれば、いっぱい得点できると思う」と攻撃陣のクオリティの高さに自信を持っている。 ただ、初戦では三笘薫の欠場が決定的で、久保建英も先発を回避すると予想されている。左サイドで先発すると予想されている中村敬斗を「薫とはまた違った良さがある。やる気があるし、決定力を出していければいいんじゃないかな」と評価する。 伊東は「右でうまく崩して左で仕留める形ができればいい」と話す。一方で中村は「三笘選手が復帰しても、しなくても自分のやることは変わらない」と自然体を強調する。「出たときにベストパフォーマンスが出せればいい」と静かに闘志を燃やす。 (取材:元川悦子【カタール】、構成:編集部)
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