劇団四季『アナと雪の女王』、1000回公演を達成 記念した“特別カーテンコール”で感謝
日テレNEWS NNN
劇団四季で上演されているディズニーミュージカル『アナと雪の女王』が日本公演通算1000回を達成。それを記念した特別カーテンコールが30日に行われ、エルサ役の三井莉穂さんが会場のファンに向け感謝を語りました。
■1000回を記念したカーテンコール 特別演出でモニュメントも登場
劇団四季では、2021年6月24日に開幕し、8月30日の13時公演で、日本公演として通算1000回を達成し、総入場者は137万人に及ぶということです(劇団四季発表)。それを記念した特別カーテンコールでは、“1000th PERFORMANCE IN JAPAN”と書かれた看板が設置されたステージにキャストが登場。勢ぞろいしたキャストは特別バージョンの『フィナーレ/ありのままで』を力強く歌い上げました。
代表して挨拶をしたエルサ役の三井さんは、1000回公演を達成について「この作品を愛し育んでくださる皆様に、出演者・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。これからも作品の感動をお届けできるよう、一回一回の舞台を、誠心誠意つとめてまいります」と語ると、会場の観客からは盛大な拍手が送られました。
■「グッと心にきて」特別公演を観劇した客は感激
親子で来場した2人組は、初めて見た“アナ雪”のミュージカルについて「一個一個の装飾とかお洋服とか歌とか踊りとか、全部すごかったです! 雪の演出とかエルサの魔法とか演出どうやってやるのかなってすごく楽しみにしてたんですけど、“そうやるか!”っていうミュージカルならではの演出。すごくおもしろくて、映画との違いとか楽しみながら見ました」と笑顔で答えました。 さらに、姉妹で観劇に来た2人組は、1000回公演をみて「偶然1000回公演だったのでめちゃくちゃラッキーだなと思って」と明かすと、特別カーテンコールについては「1000回っていう記念すべき公演に立ち会えたことのうれしさもそうですし、パネルが出てきてエルサのご挨拶があって。グッと心にきて、だばだば泣いておりました」と明かしました。
『アナと雪の女王』は、劇場版長編アニメーションを基に創作されたミュージカル。2018年3月にブロードウェーで初演を迎えました。映画に登場する『ありのままで』や『生まれて初めて』、『雪だるまつくろう』などのオリジナル音楽に加え10曲以上の(ミュージカルオリジナルの)新曲が追加されています。 さらに、人が演じることでの演劇的創造力とプロジェクションマッピングなどの最新技術を融合させた手法で、劇場空間いっぱいに“雪と氷の世界”が美しく表現されています。