黄金ルーキー・度会隆輝の起用法に注目!相手の先発次第で“キラー”の抜擢もあるか【勝手に”妄想”開幕オーダー|DeNA編】
今シーズンのプロ野球開幕は3月29日。球春到来はまだ先だが、“妄想”開幕オーダーを考えてみたい。今回はDeNA編だ。 昨季は開幕前から優勝候補の一角に挙げられ、4月終了時点で16勝7敗と開幕ダッシュに成功。しかし徐々に阪神の勢いに呑まれ、夏場以降は広島にもかわされ、最終的には3位に終わった。広島とのCSも1stステージで敗れている。 今季はエースの今永昇太が、ポスティングシステムを行使してカブスへ移籍。トレバー・バウアーはMLB復帰を目指しており、去就が不透明。悲願のリーグ優勝を果たして、三浦大輔監督の集大成を見せたいところだが、戦力の上積みがどこまであるか。 開幕戦の相手は広島。本拠地・横浜スタジアムでの開催だ。CSで敗れた相手を叩いて、幸先良いスタートを切りたい。順当に考えると床田寛樹、九里亜蓮、森下暢仁が先発の有力候補か。 ■DeNA・“妄想”開幕オーダー (中)桑原将志 (遊)林琢真 (一)佐野恵太 (二)牧秀悟 (三)宮崎敏郎 (右)度会隆輝 (左)関根大気 (捕)山本祐大 (投)東克樹 最大の注目は黄金ルーキー・度会隆輝の起用法。打撃センスの塊で、内外野守れる逸材をどのように使っていくのか。本稿では右翼に据えているが、これは社会人時代の本職で負担を少なくしたい意図だ。打順も6番に置いており、まずは主軸が残した走者をかえす役割から始めてもらいたい。 佐野恵太、牧秀悟、宮崎敏郎のクリーンアップは健在。佐野は一塁起用が多くなると予想され、キャプテンも牧に禅譲。かつての首位打者の打棒再びといきたい。牧は不動の「4番・二塁」、新キャプテンとしてチームをどんどん引っ張っていくだろう。宮崎もベテランの領域に入っているが、年齢を感じさせず。5年連続の打率3割を目指す。 遊撃と外野は相手の先発によって面子が変わってきそう。それぞれに“キラー”がいるからだ。床田が先発した場合は右翼に大田泰示、森下が先発した場合は遊撃に大和or京田陽太、右翼に楠本泰史の起用が考えられる。昨季、九里に10打数5安打と当たっていた戸柱恭孝はバッテリーの兼ね合いで勝負どころの切り札に残すか。 そのバッテリーは東克樹ー山本祐大の2人で臨む。2人は昨季の最優秀バッテリー賞に輝いており、開幕を託すにふさわしい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]