「21世紀枠」に白山推薦 来春センバツへ県高野連 県秋季大会で8強 /神奈川
県高野連は13日、来春の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」の推薦校を白山高校(横浜市緑区、全校生徒908人)に決めたと発表した。今後、各都道府県の推薦校から9地区で各1校ずつ候補を選出し、このうち3校が21世紀枠出場校として選ばれる。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 白山高校野球部は1976(昭和51)年の開校と同時に創部。春夏とも甲子園出場はない。2000~06年は部員不足で公式戦に参加できなかったが、18年の第100回全国高校野球選手権記念神奈川大会の北大会で創部初となるベスト8になった。 今年9月の県秋季大会でもベスト8に進出。18年に始まった校舎の耐震工事で部活動が制限された中でも、グループ分けして練習に取り組むなどして成果をあげた。また、部員が学校近隣の清掃活動や、大会補助員の業務に積極的に参加していることなどが評価された。 21世紀枠は大会の成績(秋季県大会32強以上)に加え、地域への貢献度やハンディの克服、学業との両立などを考慮して選ばれる。【宮島麻実】