西武文理、川越東に4発快勝も 山口監督「もっともっとできると思う」
1月20日、令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)西部支部予選の3回戦で川越東と西武文理が対戦。4-1で勝利した西武文理が準々決勝へ駒を進めた。西武文理は同27日に行われる準々決勝で坂戸西と対戦する。 【フォトギャラリー】 川越東 vs 西武文理 西武文理が試合開始早々にスコアを動かす。9分、MF14永井涼晴(2年)の左CKにDF6奥富康太(2年)が頭で合わせて先制に成功。追いつきたい川越東はMF11樋口郁海(2年)らが惜しいチャンスを作るも決め切れずにいると、前半終了間際に永井をPA内で倒してしまいPKを献上。これをDF4鈴木瑛人(2年)に決められ、リードを広げられてしまう。 川越東は後半開始直後にゴール中央からFW9成瀬柊駕(2年)がゴール右上に突き刺し1点差に詰め寄るも、西武文理は落ち着いた試合運びを展開。こぼれ球をMF8金子慶哉(2年)が押し込み川越東を突き放すと、「チームで1番ヘディングが強い選手」と山口豊監督が太鼓判を押すDF宮澤隼汰(2年)がCKに期待通りのヘディングで見事に合わせ試合を決した。 勝利した西武文理の山口監督は「前半は早い時間帯に点を取ったので全体的に守りに入ってしまい、逆に押し込まれてしまったので、後半は逆に攻撃にいこうと話しました。まだまだ課題の残るゲームでしたが、自信を持って選手がやってくれるようになれば、もっともっとできると思う」と期待を寄せた。 (文・写真=古部亮)