菊池雄星、FA先発投手にインパクト大…市場で最初の巨額契約、期待感膨らむ年俸32億
アストロズからFAとなった菊池雄星投手(33)がエンゼルスと3年総額6300万ドル(約97億円)で合意したと複数の米メディアが25日、一斉に報じた。今オフ、先発投手のFA市場では最初の大型契約。年俸2100万ドル(年俸32億円)は、今後、菊池クラスのFA投手にとって期待感が膨らむ契約となった。 菊池のエンゼルス合意を最初に報じた米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「菊池の年俸2100万ドルは、左腕のマネイアをはじめ、(右腕の)セベリーノ、フラハティ、イオバルディ、ピベッタ、ビューラーらの契約の後押しとなるはずだ(もちろんスネル、バーンズ、フリードは大きく上回るだろう)」と自身のSNSに記した。 エンゼルスでは、近年最高額の大型契約で、菊池の代理人のボラス氏の手腕もあるだろう。大リーグの多くのチームが先発不足に悩んでいて、菊池の契約は先発の相場をぐっと上げるとの見方がある。
中日スポーツ