20代なのに面接で10社落ちてしまいました……私の何がいけないの? どうすれば面接を通過しますか?
転職やキャリアに関する悩みや疑問に、ひとつ上を目指す人の転職サイト『type』編集長の三ツ橋りさが回答します。今回は「面接の通過率を上げる方法」について。 【グラフ】面接で失敗したこと2位「下調べが不十分」、1位は? (質問) 20代なのに面接10社落ちた……私の何がいけないの? 面接通過のコツを教えてください。 (回答) 面接で10社落ちたということは何か明確な理由があるはず。書類選考は通過しているので、基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキル、質疑応答の準備不足が原因かもしれません。 詳しくは以下で解説します。
◆面接で落ちる人の特徴って?
2~3社ではなく10社落ちたということは明確に理由があると思います。自分が面接官だったとしたら採用したいと思えるかという視点を持って、まず振り返ってみてください。面接で落ちる人の主な特徴は以下の通りです。
▼ビジネスマナー
・身だしなみ、清潔感がない ・遅刻、到着が早すぎ ・印象が暗い、声が小さい スーツのしわ、靴の汚れ、寝癖、体臭なども要チェックです。遅刻は論外ですが、やむを得ず遅刻する場合は一報を。張り切って早く到着しすぎるのも迷惑になるので注意が必要です。きちんと目を見て話す、はっきりとした声で話すなど、社会人として基本的なポイントも必ず抑えるようにしましょう。
▼コミュニケーションスキル
・話が冗長 ・QAがずれている ・内容に一貫性がない 話が長すぎて的を得ていない、質問した内容と違う答えが返ってくるなどは、コミュニケーション力の欠如を感じさせてしまいます。また、話す内容に一貫性がない場合や、本音で話していない、キャリアの整理ができていないなども、地頭力を疑われてしまう場合があります。
▼準備不足
・自己分析ができていない ・業界、企業研究ができていない ・逆質問がない 面接は瞬発力だけで乗り切れるものではありません。自分のキャリアを棚卸しするだけでなく、求人情報を改めて確認したり、企業のホームページや決算報告書を見たり、提供しているサービスがあれば利用してみるなど、面接企業を知る努力は大事です。自分や企業を知ることで、「質問はありますか」に対する有効な質問も生まれやすくなります。