<甲子園交流試合・2020センバツ32校>いざ本番へ 100人がエール 智弁学園で壮行会 五條 /奈良
センバツ交流試合への出場が決まっている智弁学園(五條市)では21日、「野球部応援壮行会」があり、応援団やチアリーダー、吹奏楽部の生徒ら約100人がグラウンドで選手たちにエールを送った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 春のセンバツでは全校生徒で甲子園へ応援に行く予定だったが、新型コロナウイルスの影響でかなわなかった。7月に生徒会が新体制となり、生徒会長になった萩原千貴さん(2年)らが「野球部のために何かやりたい」と企画、有志を募って約2週間練習してきた。この日は、伝統の応援曲「ジョックロック」など6曲を演奏した。 甲子園で応援したくて入学したというチアリーダーの一柳帆乃果さん(同)は「今年は行けず悔しいけれど、昨年以上にいい演技をしたい」と精いっぱいの踊りを披露した。応援団長の藤本重光さん(同)も「少しでも励みになれば」と全力で応援。吹奏楽部長の山仲雛子さん(同)は「選手たちには、今日の私たちの演奏を思い出して、頑張ってほしい」と話した。【萱原健一】