イタリアGDP、第3四半期は前期比横ばい 予想下回り先行きに影
[ローマ 30日 ロイター] - イタリア統計局(ISTAT)が30日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比横ばいだった。市場予想(0.2%増)を下回り、先行きに影を落としている。 前年比は0.4%増。こちらも予想(0.7%増)に届かなかった。 メローニ政権は今年の経済成長率を1%と予測しているが、第1─2・四半期の下方改定を受け、ジョルジェッティ経済財務相は今月、目標達成は難しいかもしれないと述べた。 ISTATは、第4・四半期の前期比成長率もゼロだった場合、2024年通年のGDPは前年比0.4%増になると明らかにした。 ISTATが発表した今年第1─3・四半期のイタリアGDPは以下の通り。