雨で波乱含みの中国GPスプリント予選はノリスが最速!ハミルトン、アロンソ、フェルスタッペンが続く…角田裕毅はSQ1止まり19番手|F1
2024年のF1第5戦、中国GPのスプリント予選が19日行われた。 現地上海はFPが終了してから、ポツポツと雨が降り出した。スプリント予選がスタートした時点では止んだものの、SQ1でもいつ降ってくるかわからない状況となる。 【動画】スプリント予選SQ3は雨で波乱含み…ハミルトンがトップかと思いきや、ノリスのタイムが復活 今季のスプリントフォーマットでは、SQ1とSQ2では全車ミディアムでアタック。SQ3ではソフトを装着することになる。 SQ1スタート直後から「雨粒が降ってきている」と報告するドライバーもいる中、各車トラック上に留まりながらタイムアップを狙っていった。 角田裕毅は最初のアタックではセクター3区間で失敗し、最後のアタックでも1:37.892と伸びず、19番手でSQ1敗退となった。SQ2行きを逸したのはピエール・ガスリー、エステバン・オコン、アレクサンダー・アルボン、角田、ローガン・サージェントの5台だった。 SQ1終盤には、FPでも燃えたターン7内側の芝生で再び炎上が確認された。これでSQ2はディレイとなり、現地時間15:54開始とアナウンスされる。 雨雲が迫っていることもあり、SQ2では各車早々にピットアウトして、タイムを出しにいった。残り5分になると雨粒が目立ってきたこともあり、これでタイム更新は事実上不可能に。SQ2で脱落となったのはジョージ・ラッセル、ケビン・マグヌッセン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルド、ランス・ストロールの5台となっている。母国GPのチョウ・グァンユはラッセルと0.038秒差、雨による援護もあり10番手でSQ3行きとなった。 8分のSQ3では10台全車インターミディエイトを装着してトラックへと出ていく。アウトラップではチャールズ・ルクレールがターン8~9でアクセルを入れるとともにスピンし、バリアに接触するという場面もあった。 各車タイムを出しに行くが、かなりスリッピーな状況に。マックス・フェルスタッペンもターン6で止まりきれず、トラックリミット違反で最初のタイムが取り消しになっている。 結局SQ3でトップだったのは1:57.940のランド・ノリス。一度はトラックリミット違反でタイム取り消しとなったが、ラップが有効だとしてスプリントでのポールスタートを決めた。2番手はルイス・ハミルトン、3番手フェルナンド・アロンソという並びになった。 フェルスタッペンは複数回タイム取り消しになりながらも、2:00.028で周回し4番手となっている。 5番手カルロス・サインツ、6番手セルジオ・ペレス、7番手ルクレール、8番手オスカー・ピアストリ、9番手バルテリ・ボッタス、10番手チョウという順番でSQ3終了となっている。
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