千葉県習志野市に住む60代の男性が、経済評論家の森永卓郎さんになりすましたSNSアカウントとのやり取りなどを通じ、投資名目で現金約6800万円をだまし取られました。 　SNS型投資詐欺の被害にあったのは、習志野市に住む67歳の会社員の男性です。 　千葉県警によりますと、男性は2023年10月、SNSアプリのインスタグラムで、経済評論家 森永卓郎さんが関わるとうたう広告にアクセスしました。 　その後、森永さん本人やそのアシスタントになりすましたLINEアカウントとのやり取りに誘導された上で、金のうその投資話を持ちかけられました。 　話を信じた男性は、約1か月間で11回にわたり、インターネットバンキングから犯人が指定する銀行口座に現金合わせて約6800万円を振り込んだということです。 　県警は詐欺事件として捜査するとともに、著名人になりすました投資詐欺が相次いでいるとして注意を呼びかけています。