池波志乃、夫・中尾彬さんの“知られざる闘病”明かす「片方の肺、3分の2以上取って」 最期の音声に涙ぐむ
上沼恵美子と香取慎吾が初タッグでMCを務める、17日放送のフジテレビ『星になったスターたち』(後7:00)では、5月に心不全のため亡くなった俳優の中尾彬さんを特集。スタジオゲストに妻の池波志乃を迎えて届けた。 【番組カット】池波志乃、中尾彬さん最期のメッセージに涙ぐむ 中尾さんは2007年、急性肺炎で緊急入院。池波は当時を「あの時は、生存率20%とまで言われたから。それまでも検査しなかったんですよ」と振り返った。その後、休養期間を経て、復帰を果たした中尾さんだったが、池波は「2006年以降は、あちこち手術をしていたりするんです。誰にも言わず、ちょうど休みが取れたところで出場をして、元気になって、平気な顔をして復帰していたんです。片方の肺、3分の2以上取っちゃっているんです。10日間で普通に復帰した」と知られざる新事実を明かした。 中尾さんが最後に口にしたものはクリームソーダだったそうで、池波は「いいソーダのシロップを買って」と回顧。その翌日、無呼吸になった状態の中尾さんに「ちゃんと息しないとダメだよ」と池波が声をかけたが「止まっちゃったんです」と話した。池波は「だから、余計に実感がないのかもしれないですね。芝居で寝ているみたいな顔をしていて、ずっと…。だから、送るのも、そのまま銀座に飲みに行けるような格好にして、ネジネジして。送ってあげました」と語った。 番組が関係者へ取材する中で中尾さんが生前、池波に贈った最期の音声メッセージが見つかった。中尾さんの愛にあふれたメッセージが流れると、上沼は「どこから出てきたんですか…」と驚き、香取も「声がね…」と言葉を詰まらせる。池波も「肺を3分の2取った声じゃないですよね。どこから持ってきたんですか。ちょっとやばいです…」と感極まり涙ぐんだ。