平和公園では5日、韓国人原爆犠牲者慰霊祭も営まれ、去年に続いて韓国の政府機関の代表が参列しました。 【写真を見る】「79年前の惨劇が繰り返されないよう」　韓国人の原爆犠牲者慰霊祭　韓国・政府機関トップが去年に続き出席　 55回目となる韓国人原爆犠牲者慰霊祭では、今年亡くなった4人を新たに加えた2814人の死没者名簿を奉納し、黙とうしました。 慰霊祭には韓国の政府機関で、海外で暮らす韓国人などを支援する、在外同胞庁のトップ、李相徳氏と、駐広島韓国総領事館の林始興総領事らが参列しました。 在外同胞庁の李氏は、「79年前の惨事が繰り返されないよう、恒久的平和が定着する世の中を作るために努力していくという固い誓いを捧げます」とあいさつしました。 韓国原爆被害者対策特別委員会　権俊五委員長 「今年も無事、式典が終わったことを安堵している。明日を皆さんに、ぜひ心安らかに、迎えていただけるように願っている」 慰霊祭には、約250人が参列しました。