【NJKF】凱旋試合の大田拓真が計量クリア、クンクメールとの対抗戦に自信満々
6月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF CHALLENGER 2024 3rd』の前日計量と会見が1日(土)都内にて行われた。 今大会では前回と同じく後半のカードにはNJKFvs他団体との対抗戦が並び、メインイベントのNJKFvsクンクメール(カンボジアの立ち技格闘技)で対戦するNJKFフェザー級王者・大田拓真 (新興ムエタイジム)とオウ・テリット (カンボジア)は共に57.90kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。 【フォト】大田が仕上がった身体でマッスルポーズ! 前回4月のONE二戦目ではコプター・ソー・ソンマイ(タイ)をヒジ打ちで豪快にKOし、今回凱旋試合となる大田は「ONEに引き続き、いっぱい練習してきました。期間も短かったのですが、しっかり練習をして作りきったので調子いいです。全ての技術を使えるようにしっかり身体も鍛えています」と好調の様子。 今回対戦するテリットは100戦を超す戦績で、東南アジア競技会のボクシングで金メダルを獲得しているという危険なファイターとなり、「気持ちは強そうな選手ですが、僕はNJKFのチャンピオンとしてどんな展開でも戦えるようにしてきたので楽しみにしてください」と勝利に自信。 対するテリットは「日本に来られて嬉しく思います。相手は凄くいい選手ですが、私の強みは気持ちの強さなので問題ない」と余裕の笑みを見せた。 そして、セミファイナルのNJKFvsSB対抗戦で激突するNJKFスーパーライト級王者・吉田凛汰朗(VERTEV)は63.75kg、SB日本ライト級2位・基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)は63.85kgで計量をパス。 昨年9月に畠山隼人をKOして王者に輝いた吉田は、今年2月に王者としての初戦で一階級上の青木洋輔を判定で下した。連勝を狙う吉田は「自分は地元が栃木なんですけど、栃木からわざわざ応援してくれる方々に、勝ちと最高の内容を届けます。今回シュートボクシングとの対抗戦になり、本当にめちゃめちゃ最高な選手というのがすごい伝わってきたので、明日はお客様に最高なものをお届けします。必ず勝ちます」と気合い十分のコメント。 一方、SBを代表してNJKFのリングに乗り込む基山は「いつも通りのファイトスタイルで、気持ちを全面に出した試合をします。吉田選手の顔を見て気持ちが伝わってきたので、いい試合ができると思います。相手は身長が高くて、パンチも蹴りもできて、カウンターもできるので、そこに気を付けて練習してきました。明日はひたすらガンガンいくのではなく、効かせることも意識してやってきたので“今回の基山は違うぞ”というのを見せたい」と意気込みを語った。