のん 全力挑戦のコメディー「突き抜けた芝居、見て」 主演作「私にふさわしいホテル」
俳優だけではなくアーティストとして絵画や音楽など幅広くものづくりに取り組むのん。
「私も目的を果たすため、周りを置いてけぼりにしちゃうようなことがよくある。共感する点は多い。ただ、加代子ほど作戦立案能力はないし、あそこまで噓はつけない」
来年の抱負は「インナーマッスル、ムキムキ」と言って笑う。
「筋力がないと機敏に動けない。形が決まらない。筋肉を鍛えることは、演技のためになるので」(石井健)
◇
27日から全国公開。1時間38分。
のん
平成5年、兵庫県出身。ティーン誌のモデルで活動を始め、25年の「あまちゃん」で注目される。28年、アニメ映画「この世界の片隅に」で主人公の声を演じ話題に。映画は「私をくいとめて」「さかなのこ」「天間荘の三姉妹」など。「Ribbon」では脚本、監督、主演を務めた。DMMTVでドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」が配信予定。今年、第16回伊丹十三賞。